立憲民主党の野田佳彦代表は27日、国会内で会見。参院選(7月3日公示、20日投開票)に蓮舫氏の擁立を決めたことなどに言及した。

 同党は24日に開いた常任幹事会で、蓮舫氏を参院選比例代表の公認候補として決めた。

 野田氏は蓮舫氏を擁立した狙いについて「ご本人は都議選においても、25か所応援に入っていただいています。ほぼ連日、2~3か所ずつ、暑い中、街頭に立ってもらったりしていただきました。もちろん、それだけではありませんけども、(都議選で)5議席増やすことができたということにおいて一定の貢献があるだろうと思いますので、ぜひ、その力を全国の同志を当選させるための党勢拡大に活用していただければというふうに思いまして判断させていただきました」と明かした。

 蓮舫氏が昨年の東京都知事選挙で小池百合子知事や石丸伸二氏に次ぐ3位で負けたことにも触れた上で、参院選への期待も述べた。

「これはたぶん本人にとっては相当深い傷が残ったと思います。私も総選挙で負けたことがありますけども、逆に負けたことを糧にして政治家として成長することもあると思いますので負けを糧として〝ニュー蓮舫〟、生まれ変わった姿で党勢拡大のために力を尽くしてほしいと願っています」

 一方、蓮舫氏は都知事選の終了後、「国政選挙は、もう考えていない」と発言していた。党内では支持団体の連合が支持する国会議員たちが蓮舫氏の擁立について「選挙でほかの候補者がはじき出されるのではないか」と疑念の声が上がっていたという。

「『いったんピリオド』という言葉が正確だったと思います。『いったん』、その説明はきょう(27日)、ご自身の会見の中で説明されるのではないでしょうか。それから組合関係の方(連合の組織内議員)がはじき出されるという言い方は、常任幹事会ではひと言も出ていません」と野田氏は強調した。

 蓮舫氏は26日に更新した自身のXで、27日夕方に東京・自由が丘で同党の小川淳也幹事長と街頭演説会を開くと表明していた。

 その後、蓮舫氏は街頭演説が終わったあとに報道陣のぶら下がり取材に応じる予定だという。

「(小川)幹事長が立会いのもとで(記者の)質問が途切れるまで、ずっとお答えしていくと聞いています。(出馬会見は開かないのか?)きょう、活動を始めて、その時に『なぜ、こうなったのか』ということをご本人が説明するということでございます。ぶら下がり会見です。どれぐらい続くかわかりませんが、ご質問が続く限りはお答え続けるということです」と野田氏は説明した。