【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】
スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回は入れ歯になるのを避けたい男性からの相談です――。
【お悩み】入れ歯にならないために、歯茎を鍛える方法があれば教えてください。(70代男性)
【アドバイス】歯茎マッサージと同時に、かむ時の姿勢も見直そう!
【解説】小学校時代の同窓会に行ったら、かつて恋心を抱いていた同級生が総入れ歯になっていたことにショックを受けたという男性。加齢によりコラーゲンでできている歯茎は落ちてくるものですが、歯茎を鍛えるなら、歯茎ケアと同時に、物をかむ時の姿勢も見直す必要があります。
アゴや首の筋肉が固まっていると背中が丸まり、アゴを突き出すような姿勢になってしまうので、しっかりそしゃくすることはできません。しっかりそしゃくできなければ、かむ力も弱まってしまいます。背骨が曲がっている人が相対的にアゴの力が弱い傾向があるのはこのためです。
かむ筋肉=咬筋(こうきん)を鍛えるためには、背骨のS字カーブと首のCカーブを正しい位置に整えた上でそしゃくする。姿勢を意識するだけで首回りの筋肉をきちんと動かせるので、しっかりそしゃくできるようになり、結果として歯茎を鍛えることができます。そして歯茎自体を鍛えるならブラッシングです。歯磨き粉をつけずに歯茎と歯をマッサージする感覚でブラッシングすると歯茎が引き締まってきます。
食べる時は背筋を伸ばしましょうとよく言われるのは、消化を促す効果もありますが、この2つのことを実践していくと姿勢も整い、歯茎も鍛えられるでしょう!












