「ノンアルコールビールを4本飲んだ」と供述した男性が、酒気帯び運転で摘発された。
このニュースを見て、真っ先に思い浮かんだのは、店側の提供ミスだった。というのも、つい先日、私自身もヒヤリとする出来事があったからだ。その日はハンドルキーパーだったため、ノンアルサワーを注文した。ところが運ばれてきたのは、本物のサワー。香りで違和感に気付き、店員に確認したところ、注文を取り違えていたことが分かった。そんなこともあって、今回のニュースが気になった。
日本のノンアルコールビールの多くは、アルコール分0・00%。ただし、最近はアルコール分0・5%程度の微アルコール飲料も販売されている。なお、日本の酒税法ではアルコール分1%以上の飲料を「酒類」としている。だが微アルのように、「酒類」にあたらなくてもアルコールを含む飲料はある。車を運転する予定があるなら「ノンアル」という表示だけで安心せず、「アルコール分0・00%」という表示を確認する習慣をつけたい。
また、最近はタッチパネル式の注文も増えており、似た商品名が並んでいると、客側が押し間違えることもあれば、店側の提供ミスが起こることもある。運ばれてきた飲み物に違和感を覚えたら、一口飲む前に店員へ確認することも大切だ。
最近はノンアルコール飲料の味も格段に向上し、ハンドルキーパーや休肝日のお供として楽しむ人も増えている。だからこそ「ノンアル」という言葉だけで安心せず、商品について正しく知ることも大切だ。知識不足や思い込みが、意図せず飲酒運転につながることもあるからだ。ノンアルコール飲料のマーケットが拡大し、よりおいしくなった今だからこそ、私たちも正しい知識を身につけ、上手に活用していきたい。












