新チーム、新選手、電撃復帰――15日に開幕する麻雀プロリーグ「Mリーグ2025―26」は例年以上に〝変化のシーズン〟となりそう。そこで本紙は、元Mリーガーで人気女流プロ雀士の丸山奏子に、今季の見どころを寄稿してもらった。最高峰の舞台でともに戦った選手だからこその着眼点は、ファンならずとも必読だ。

 皆様こんにちは! 最高位戦日本プロ麻雀協会所属、Mリーグでは2019―20シーズンから22―23シーズンまで赤坂ドリブンズに在籍していました、丸山奏子です!

 まずは改めて、24―25シーズン、セガサミーフェニックス優勝おめでとうございました! 近藤誠一監督のラストシーズンでの優勝、まさに悲願達成でしたね。選手の涙に、私も思わずもらい泣き…今見返しても泣いちゃいます、ほんとに(笑)。

 そして! いよいよ9月15日から25―26シーズンが開幕します!!

 新チーム「アースジェッツ」の参入で10チーム体制に! さらに、Mリーガーが一気に9人増え、これは開幕年以外では最多。賞金増額、最多トップ賞の新設、試合数増加に伴う2卓同時開催など、注目ポイントが盛りだくさんで、もうワクワクが止まりません!

 中でも私が驚いたのは、「選手兼監督」が3チームになったこと!

 茅森さん、亜樹さん、滝沢さん…選手としても監督としても活躍が求められるのは本当に大変だと思います。でもどんな采配をされるのか、今から楽しみです! 個人的にいちばんしっくりきたのは茅森監督! フェニックスの個性派3人をまとめるには茅森さんが一番安心感あるな~なんて、勝手に思っちゃってます(笑)。

(左から)茅森早香、二階堂亜樹、滝沢和典(ⒸM.LEAGUE)
(左から)茅森早香、二階堂亜樹、滝沢和典(ⒸM.LEAGUE)

 さて、そんな中での優勝予想…これが本当に難しい!

 全チーム大好きですし、お世話になってる方も多いので悩ましいのですが…あえて選ぶなら!U―NEXT Piratesさん!

 Piratesは唯一2度の優勝経験があり、昨シーズンもあと一歩までいった実力派チーム。Mリーグはレギュラーシーズンだけでなく、セミファイナル・ファイナルと戦い方が変わる中で、全員がその経験を豊富に積んでいるのは大きな強み。特に小林さんと瑞原さんは、仲林さん・優さんが入る前にも優勝しているので、チームとしての完成度も高いなと感じます。

 もちろん、他のチームも強豪ばかり!

 新監督が就任したセガサミーフェニックス、KONAMI麻雀格闘倶楽部、EX風林火山のオーダーも気になるところですね。

 そして! 個人的な注目選手を2人ご紹介させてください!

 石井一馬選手と下石戟選手!!

(左から)石井一馬、下石戟(ⒸM.LEAGUE)
(左から)石井一馬、下石戟(ⒸM.LEAGUE)

 タイプは全然違うんですが、お2人ともとにかく麻雀が強い!

 私自身、麻雀を教えていただく機会があるんですが、説明が本当にわかりやすくて、人柄も素敵で…。選手としても人としても魅力あふれるお2人だなと思っています。ファンがどんどん増えると思うので、ぜひ注目してみてください!

 最後に…「丸山奏子を知ってくれている方がいる」それはMリーグの「熱狂を外へ」というスローガンのおかげです。

 いつかまた、あの舞台で打てる日が来るように。

 これからも麻雀に真摯に向き合って精進していきます! 丸山奏子でした!

☆まるやま・かなこ 1993年8月17日生まれ、北海道出身、最高位戦プロ麻雀協会所属、元Mリーガー。プロ入り2年目に赤坂ドリブンズから指名を受ける。食べることが大好きだが、身長147センチと小柄で、「まるこ」の愛称で親しまれている。

【Mリーグとは】2018年に発足。麻雀の普及と競技化、健全化を図り、麻雀自体の社会的地位の向上及び認知の拡大、新たなファンの獲得を目指すとともに、老若男女が安全に楽しめる高度な頭脳スポーツとしての麻雀を追求している。

 代表理事(チェアマン)は藤田晋サイバーエージェント社長、最高顧問は川淵三郎氏。ルールは東南戦で「一発・裏ドラ・赤ドラあり」。優勝賞金は昨年までの5000万円から7000万円にアップされた。各チーム4人、男女混成の10チームで争う(全40人)。来年3月末まで、レギュラーシーズン各チーム120試合(全300試合)を行い、その後、上位6チームがセミファイナルシリーズへ(各チーム20試合、全30試合)。さらに上位4チームがファイナルシリーズへ進み、試合を戦い、優勝チームを決める。なお、今季からは2卓同時開催方式もスタートする。