【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】

 スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。年を取ると物忘れが多くなる――今回はそんな男性からの相談です。

【お悩み】物忘れが増えた気がします。認知症予防となる生活習慣があれば知りたいです。(60代男性)

【アドバイス】過去1週間程度のカレンダーを見て、その日に食べた晩ご飯のメニューを思い出してみてください。

【解説】最近は忘れ物が多くなり、先日は駅に着いてから財布も携帯電話も忘れたことに気付いたと嘆く男性。

 認知症には大きく2種類あり、記憶力が低下する認知症と、感情の認知症があります。

 男性の場合は前者の傾向があったので、記憶力のトレーニングとして、過去1週間ほどのカレンダーをパッと見て、その日に食べた晩ご飯のメニューを思い出せるかどうかをすすめました。

 昨日、おとといぐらいまではなんとか記憶をたどれたとしても、1週間ほど前になると、晩ご飯のメニューの記憶をパッと取り戻すというより、どこに誰と一緒に出掛けて、そういえば何を食べたというように記憶をたどるトレーニングになります。

 そのためには食べた物を記録しておかないと、記憶の確認ができないので、手帳などに書いておいてください。寝る前に食べた物を記録するといったように、決まった時間に決まった行動をすることも認知症予防につながります。

 晩ご飯の傾向が把握できれば、明日はメニューを変えてみようといったように食欲も湧いてくるでしょう。

 ちなみに感情の認知症によって怒りっぽくなる人は多いので、何が起きても怒らないことを意識して生活することも認知症予防になります。