【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回は不安を抱えたフレッシュマンからの相談です。
【お悩み】新社会人になるんですが人付き合いに不安を感じています。緊張を解く方法を教えてください。(20代男性)
【アドバイス】表情を柔らかくするストレッチをしてから対面してみてください。
【解説】大学時代はコロナ禍の影響を受け、オンライン授業が多かったという新社会人からの相談でした。大手企業の営業職に就職が決まったものの、入社式が近づくにつれて、人付き合いだけでなく対面にも不安を感じ始めているとのことでした。
コロナ禍以降、物事を悪い方向に考えがちな“不安症”の人は増えている傾向にあります。対面だと過度な緊張状態が続いたり、相手にどう思われたのかが不安で眠れないなど、日常生活に支障をきたすようになると、表情もこわばってしまいます。
この男性にはどこででもできる顔と肩のストレッチを伝えました。
顔は全体がくしゃくしゃになるくらいぎゅーっと思いっきり力を入れてパッと力を抜く。肩は首をすくめるように上げた状態でぎゅーっと力を入れて、パッと力を抜く。顔と肩それぞれ2~3回ずつ繰り返してから口から息を吐き、鼻で吸う深呼吸を行うと表情全体が柔らかくなって肩の力も抜けるので、緊張を緩和できます。
ストレッチを行う時は、緊張してどうしようといったような負の感情を抱かず、無心で行って自分をリセットしてみてください。そうすると心身ともにリラックスできるでしょう。
ストレッチは打ち合わせ前に行ってほしいのですが、もしも途中で緊張状態に陥ってしまったら、失礼しますと席を外すことを断った上で廊下やトイレなどで行ってみてください。
オンラインに慣れてしまうと人から直接見られることの不慣れさもあるので、混雑している飲食店に1人で入店してみるなど人混みに慣れておくのもいいでしょう。タッチパネルのない対面オーダーの店なら、注文時に自然に会話が生まれるので、人に慣れる練習になります。
スポーツ選手が試合前に顔や体を叩いたり、大きなかけ声を出しているのも、こわばった筋肉を弛緩させるためなので、試験前に眠れない学生にも有効な方法です。












