【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回は“買い物などで重い荷物を持って歩く時”に実践したいこと――。
【お悩み】重い荷物を運ぶ時に意識することは?(60代女性)
【アドバイス】手で持つより背負ったほうが歩行バランスを取りやすくなります。
【解説】近所のスーパーが移転してしまい、買い物する場所が遠くなってしまったという女性。その店舗には有料の宅配サービスはあるものの、物価高騰につき、配送料を節約するために重たい物でもできる限り自分で運びたいという相談でした。
重たい物を持って運ぶ時のポイントは、運ぶ物をできるだけ体から離さないことです。
行商の方が野菜など重く大きな荷物を背負っていたように、リュックサックで背負って歩くのがベストです。背中全体で支えられるので歩行バランスも取りやすく、両手が空くので安全です。
エコバッグや買い物袋などを使用する場合も、左右それぞれの手で均等の重さになるようバランスよく詰め、荷物を持つ手をできる限り体から離さないことを意識してください。手の向きは順手と呼ばれる無理のない持ち方で運ぶといいでしょう。
買い物カートを使用する場合なら、猫背にならないよう持ち手の高さに注意して、押しながら歩くなら問題ありませんが、引いて歩くと腰に負担がかかるので避けたほうがいいでしょう。キャリーバッグも同様で、引くより押すほうが体に負担はかかりません。
自転車を使うのであれば、貴重品は前カゴに入れたほうが安心ですが、重い荷物は後ろのカゴに入れると重心バランスが取りやすくなります。町中華屋さんやおそば屋さんの出前で使用されている自転車や原付を見ても分かるように、荷物は後ろに積んだほうがバランスが取りやすいのです。












