ドジャース・大谷翔平投手(30)が本領発揮だ。22日(日本時間23日)に本拠地ロサンゼルスで行われたナショナルズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手としては初回の1イニングを無安打、無四球、無失点で抑え、打っては26号2ランを含む2安打5打点の大活躍を見せた。

 2度目の先発登板ではガルシアからドジャース加入後初となる三振を奪い、続くローも空振り三振。計18球を投げてイニングを完了させると、笑顔で粘着物のチェックを受けて打者に専念した。米メディアも二刀流の復活には大注目で「アスロンスポーツ」は「先週と同じ1イニングだけの投球だったが、初登板よりも好調ぶりをうかがわせた」、「YARDBARKER」も「今季2度目の先発で打席でもマウンドでも輝きを放った」など賛辞が並んだ。

 そうした中、米全国紙「USA TODAY」は電子版で大谷の投打にわたるプレーに焦点を当てて速報していた。最終的には「初登板はやや波乱含みだったが、2度目の登板ははるかに順調だった」と評したが、大谷のプレー以外で唯一登場したのが「2番・遊撃」で先発出場したムーキー・ベッツ内野手(32)だった。

「ムーキー・ベッツ、ポップフライを捕れない 大谷はこの回2個目のアウトをすぐに取ったかのように見えたが、ベッツが太陽の下でポップフライを捕球できずジェームス・ウッドが出塁」

 大谷は初回の一死無走者の場面で、2番・ウッドを完全に打ち取ったが、マウンド後方に打ち上がったフライをベッツがグラブに当てながら落球。守備陣を信頼していた大谷はその瞬間を見ていなかったが、場内のどよめきで失策に気づき、驚いたような表情を浮かべていた。

 その後、大谷自身に暴投もあったが、後続を連続三振に仕留めて無失点。出塁を許したのはエラーによる走者だけだっただけに、ベッツが妙な形で目立つ格好となってしまった。なお、ベッツは大谷が走者一掃の3点適時三塁打を放った直後に左前へタイムリーを放ち、4打数1安打1打点だった。