IWGP女子王者のSareee(29)が、女子プロレス「スターダム」の真夏のシングルリーグ戦「5★STAR GP」(7月27日、大田区総合体育館で開幕)初出場へ意欲を見せた。21日のスターダム代々木大会で朱里を撃破し、同王座を初戴冠。「守るだけのベルトになんか絶対にしない」と宣言した太陽神が、早速〝刺激的な〟行動を起こそうとしている。

 激闘から一夜明けた22日にSareeeは横浜市鶴見区の総持寺を訪れ、IWGP提唱者で憧れの存在である故アントニオ猪木さんに同王座奪取を報告。「私がこれから先も、戦いのプロレスを守ってつなげていきます」と猪木さんの墓前に手を合わせて誓った。

 Sareeeは2023年3月に世界最大のプロレス団体である米「WWE」を契約満了で円満退団した。日本に帰国してから同王座に狙いを定め、昨年4月に当時の王者・岩谷麻優に挑戦したが、惜敗を喫して王座戴冠ならず。2度目の挑戦で手にした大事なベルトを、感慨深い表情で見つめると「米国から帰ってきていろんな人に『WWEで失敗して帰ってきた』『やりきれなかった』『黒歴史だ』とか言われてきた。だからこそ自分の頑張り次第で米国に行ったことも、これまでの自分の人生も全て正解にできるって信じてやってきた」と振り返った。

 その上で「今回のコスチュームにはサレイ時代のコスチュームの色でもあるピンクも入れて、全てを背負って、今までの自分を全てさらけ出して挑んだ。その結果が結びついて、昨日でやっと今までやってきたことは、全部無駄じゃなかったと思えた」と語った。

 王座戦後には客席から罵声を浴びせられる一幕もあったが、毅然とした態度を貫いた。「もちろん、私がこのベルトを巻いたことに納得してない人もいるかもしれない。そういう人も認めさせる気持ちですし、後悔させてやる気持ちで、このベルトとスターダムに刺激を与えていく」と外敵王者としての覚悟を示す。

 そして止まることを知らない太陽神は、早速動き出そうとしている。「ここで満足してちゃダメだと思うんです。私はこのベルトを守るだけのベルトにしたくないので、私自身挑戦していきたい。もうすぐスターダムで5★STARが始まりますよね? あれに出たいです」と強者たちが集う真夏の祭典への出場を熱望する。

 さらに「私が出れば過去一、燃え上がるリーグ戦になると思うので。この勢いのまま女子プロレス界一番の団体であるスターダムの選手全員倒して、私が真の女子プロ界のエースになります。片っ端からやってやるよ」と宣戦布告した。

 太陽神が業界盟主の台風の目になりそうだ。