ソフトバンクが22日の阪神戦(甲子園)に3―1で競り勝ち、日本生命セ・パ交流戦を制した。12勝5敗1分けで、2019年以来となる12球団最多9度目の優勝。4回にダウンズの2点打で先制し、終盤8回に4番・中村の適時打で勝利を決定づけた。5回1失点(自責0)の好投を見せた松本晴が2勝目。6回からは救援陣が安定感ある投球で追加点を与えなかった。

 満員の聖地・甲子園で優勝監督インタビューに応じた小久保裕紀監督(53)は「(交流戦最終週が)広島の後、阪神という戦いで非常に厳しい戦いだった。我々はパ・リーグでは3位、4位を行ったり来たりしているので、しっかりと日本ハムを巻き上げて(リーグ)優勝を目指して、秋にはセ・リーグ1位の阪神さんと戦えるように頑張ります」と悲願のリーグ連覇を誓った上で日本シリーズでの阪神との再戦を呼びかけ、虎党からの熱い声援を受けた。

 交流戦Vが目前に迫っても「目標はレギュラーシーズンの優勝」と言い続けてきた指揮官。交流戦優勝に特別な意識はなかったが「(ホークスは)スタッフも多いので微々たるものかもしれないが、スタッフに(優勝賞金3000万円の一部分配で)臨時収入を渡すことができてよかった」と喜んだ。

 山川の再調整、今宮、近藤の離脱など主力を欠きながらも戦力層の厚さを証明した交流戦。27日からのロッテ戦には近藤、山川が戦列に戻る。鷹がリーグ戦再開に弾みをつけた。