女子プロレスラー〝太陽神〟ことSareee(29)が21日、スターダムの国立代々木第二体育館大会で宿敵・朱里(36)を破り、悲願のIWGP女子王座を初戴冠した。
昨年4月に当時の王者・岩谷麻優に挑戦したが、惜敗で王座戴冠ならず。ようやく同王座を腰に巻いたSareeeは「私は絶対に逃げたりしない。守るだけのベルトになんか絶対にしないので、誰が相手でも受けて立ちますよ」と宣言した。
試合はまさに激闘だった。3月の自主興行「Sareee―ISM」で30分時間切れドローになった相手なだけに、この日は必ず仕留めると意気込む挑戦者は、試合が始まると攻めの姿勢を貫いた。だが、一歩も引かない王者も猛攻を見せ、一進一退の攻防が続いた。
25分過ぎても両者の勢いは止まらず。朱里にグラウンド式朱雀で締め上げれてピンチを迎えたSareeeだったが、何とかロープに足をかける。その後も止まらない朱里の猛攻に苦戦を強いられたが、再び息を吹き返すと頭突き連打&裏投げ3連発。最後はSareeeがリストクラッチ式裏投げを決め、32分49秒の死闘を制した。
試合後、マイクを持ったSareeeはリングを去る朱里を引き止めると「本当に数少ない、絶対に負けたくないと思えるライバルだと思っています。今日はありがとうございました。私たちにこれ以上の言葉なんていらないでしょ。またあなたと戦うことを楽しみにしているから、こんなんでくじけるんじゃねえぞ!」と言い放った。
すると呆然としていた朱里から「くじけるわけねえよ! でも、Sareeeは強かった。今日は負けた…負けたけど、私は絶対にそのベルトを取り戻して見せる。覚えておけよ」と宣戦布告された。
2023年3月に世界最大のプロレス団体米「WWE」を契約満了で円満退団。日本に帰国してから目標としてきた同王座を戴冠し感極まった表情を浮かべたSareeeは「やっと取った。第5代IWGP女子チャンピオンのSareeeです。誰に何と言われようが、自分を信じてここまでやってきた。その結果が去年の女子プロレス大賞に結びついて、そして今日、ずっと目標にしてきたIWGP女子チャンピオンになりました。私はリングの上でウソはつかない。この涙も叫びも全部、戦いの魂なんですよ。だからこのベルトを巻いたからには、このIWGP女子のベルトをもっと刺激的なものにしていきます」と約束。
最後にはファンに感謝を述べつつ「これからも私に付いてきてください」と呼びかけ、リングを後にした。













