F1レッドブルの角田裕毅(25)が、結果次第で進退問題に直結する可能性があるカナダ・グランプリ(GP、決勝15日=日本時間16日)へ向けて猛特訓を積んできたことを明かした。

 角田はレッドブルに緊急昇格後は低迷が続いており、更迭論が急激に高まっている。カナダGPでも結果が伴わなければ、一気に進退問題に発展することも懸念されている。

 そうした中、前走のスペインGPから2週間空いた期間を利用して〝修行〟を敢行してきた。

 オーストラリアのモータースポーツ専門メディア「スピードカフェ」は「角田、歴史的な100回目のレースを前にレッドブルで追加走行。レッドブルのRB21のスキルを磨くために、追加のシミュレーターセッションとトラックでの走行を記録している」と伝えた。

 角田は、バルセロナで2日間にわたりテスト走行を実施。さらにチームの本拠地ミルトン・キーンズに戻って、シミュレーターによる走行も精力的にこなして今週末の一戦へ準備を進めてきた。

 角田は「(前回の)レース後、バルセロナで2日間、集中的にテストをして、ミルトン・キーンズでもシミュレーターテストを行った。(チームと)一緒に一生懸命努力してきたし、レッドブル・レーシングのマシンで走る距離もかなり伸びた」と明らかにした。

 レッドブル加入後は予選でも低迷が続いていることにも言及。「スペインの後は、もっと良い予選をやらなければならないし、そのために努力してきた」と復活へ自信を見せた。

 カナダGPはF1デビュー後100戦目という記念すべきレース。「ちょっとクレイジーな感じだ。まだ始まったばかりのような気もするけど、ずっとこれが私の人生だったような気もする。100レースはどれも特別なものだった。このスポーツに携われて幸運に思うし、100レース目もそれにふさわしい結果で迎えたいと思う」と節目の舞台で周囲の雑音をかき消す快走を披露するつもりだ。

 カナダGPは角田のF1人生を左右する大一番となりそうだ。