サッカーの欧州ネーションズリーグ(NL)は8日(日本時間9日)、ドイツ・ミュンヘンで決勝が行われ、クリスチアーノ・ロナウド(40=アルナスル)擁するポルトガルがPK戦の末にスペインを退け、2018~19年大会以来3大会ぶり2度目の優勝を果たした。
前半21分に先制点を奪われたものの、5分後にDFヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン)の鋭いシュートで同点に追いついた。しかし同45分に得点を許し、1―2と追う展開で前半を折り返す。1点が欲しい後半16分、値千金のゴールを決めたのは大エースだった。味方のクロスが相手に当たってコースが変わったところを、すかさずC・ロナウドが反応し、右足ボレーで合わせて同点に追いついた。勝負を振り出しに戻した40歳だが、同43分に座り込んでしまうアクシデントで交代。90分では勝負がつかず、延長戦に突入した。白熱した一戦は120分でも勝敗が決まらず、PK戦へ。ポルトガルは5人全員が成功。しかしスペインは4人目で失敗し、5―3でポルトガルが激戦を制した。
ポルトガルメディア「レコード」によると、C・ロナウドは試合前から不調を感じていたという。しかし「代表チームのためなら、足を折ることになってもプレーする。全力を尽くした。ゴールにも貢献した」と悲壮な覚悟で臨んでいたことを明かした。
敵国のスペインメディア「ムンド・デポルティボ」も大ベテランについて「守備でも仕事をした。ポルトガルの2点目を決め、チャンスをものにし、嗅覚を失っていないことを明確にした。ファンからスタンディングオベーションを受けて去った」と評価。さすがのプレーで健在ぶりを見せつけた。












