ポルトガル1部スポルティングの元日本代表MF守田英正(31)が15日、今季限りでの退団を発表した。

 守田は同日に発表された北中米W杯メンバーから〝サプライズ落選〟して注目を集める中で、自身のインスタグラムでスポルティング退団を表明。「明日アルバラーデで会いましょう。そしてこれが最後になる」とつづった。そして「約束をする。緑と白の血が体に流れている。だからポルトガルの他クラブのユニホームを着ることはない」と海外移籍する意向も明らかにした。

 注目される移籍先については、スペイン屈指の名門レアル・マドリードが浮上している。同クラブの専門メディア「デフェンサセントラル」は「守田英正の名前はRマドリードの移籍のウワサの中で急速に広まり始めている」とした上で「来シーズンのチームにフィットする可能性がある。MFの補強を目指しているからだ」と相思相愛の状況を報じた。

 同メディアは守田について「果敢にボールを奪いにいくポジショナルミッドフィルダーでありながら、後方からの正確なパスも得意としている。ダブルボランチでプレーでき、まさにプレーメーカーと言える。ロドリやスビメンディと共通する資質を持つ選手として、そのプレースタイルはよく知られている」と欧州中で評価されていることを強調する。

 さらに「チームにバランスとインテンシティーをもたらし、今シーズンはデュエルの勝率5割を記録。ポルトガルリーグでは1試合平均3・8回のボール奪取を記録し、守備の安定感も確保している。優れたポジショニングと守備力は、中盤に安定感をもたらす。さらに攻撃にも貢献でき、試合のテンポをコントロールし、冷静にパスを供給する。戦術的な規律に優れ、闘争心も持ち合わせている」と欧州最高峰の実力を持ち合わせていると分析した。

 そんな守田にゾッコンなのが、ポルトガル1部ベンフィカを率いる世界的名将で来季はRマドリード復帰が濃厚とみられるジョゼ・モウリーニョ監督だ。

「モウリーニョ監督の就任が実現すれば、守田は彼のプレースタイルにまさにうってつけの選手となる。日本人選手とチュアメニは、かつてのシャビ・アロンソとケディラのようにダブルボランチを形成できる」と名将が復帰した際に補強の目玉になると指摘。

 さらに「フィジカルの激しさを恐れず、試合のテンポをコントロールできる戦士が加わることで、Rマドリードがかつての覇権を取り戻すための重要な要素が揃うことになる」と守田こそがV奪回の救世主になると期待を寄せる。

「守田の経験と能力を考えれば、即戦力となることはすでに明らかだ。モウリーニョ監督の下では完璧なフィット感となるだろう。守田を獲得すれば来季以降の構想を練ることなく、すぐに活躍できる選手を手に入れることができる」とRマドリードがロックオンしている様子を強調した。

 森保ジャパンではまさかの落選で涙をのんだが、世界最高の銀河系軍団の一員として大きな飛躍を果たすか注目だ。