日本ハムは5日、本拠地(エスコン)で阪神と対戦。7―1の大敗で連勝を逃した。

 先発・細野が誤算だった。初回から制球が定まらず3連続四球で無死満塁に。一死後に大山に押し出し四球で先制点を許すと、直後のヘルナンデスにも適時打を浴び出鼻をくじかれた。

 細野は2回以降は立ち直ったものの、5回に再び制球を乱し一死二、三塁から森下の2点適時打で2失点。結局5回途中3安打4失点(7四球)で今季初黒星を喫した。

 打線は初回に石井とレイエスの安打で一死一、二塁の好機を掴んだが後続が続かず無得点。2回以降は相手先発・デュプランティエの威力ある直球と変化球に苦しめられ、7回途中まで一人の走者も出せないなど計12三振と精彩を欠いた。また8回に佐藤輝の特大16号ソロや相次ぐ守備の乱れで再び3失点。7点リードされた8回に五十幡の適時打で得点したが反撃はこの1点だけだった。

 投打で完敗した新庄剛志監督(53)は試合後、真っ先にセ・リーグトップを独走する16号を放った佐藤輝に触れ「佐藤君、北海道とエスコンが大好きになったんじゃない」と苦笑い。

「でもあれ(本塁打)、甲子園だったらフェンスがあって風もあって(打球が)戻されるから。あれだけ高く上がったらね。もう来年は『ゾーンテル(輝)』を(甲子園に)作ってあげてね。ライトだけね(笑い)。それぐらい入らないから、甲子園は。でもこれで100号でしょ。彼の実力なら300、400ね、ゾーンテルが…出来たらね(笑い)」

 前夜を含め2戦3発を放った相手主砲を絶賛した。

 また相手先発の好投にも触れ「今日のピッチャー(デュプランティエ)はなかなか打てないですよ。(投球時に)左足が付いてからワンテンポ(腕が)遅れて。真っすぐもいいんで差し込まれるから。で、今度ポイント前にすると変化球に泳いでしまうし。すごくいいピッチャーですね」。打線が沈黙させられただけに助っ人の投球術に脱帽するしかなかった。

 一方、初回の先頭からいきなり3四球など制球難を露呈した細野に関しては「四球、四球、四球で一人打ち取っての四球で押し出しでヒット。あれはねぇ…」とため息を漏らしながらチクリ。「まあでも次は修正してくれるでしょう。もともとコントロールのいい投手じゃなかったし、その後は(投球が)すごくまとまり出したから」と次回登板時でのリベンジを期待していた。