WWEの人気ベテランレスラー2人が、突如として退団を発表して波紋を呼んでいる。

 元ロウタッグ王者のRトゥルース(53)は1日(日本時間2日)、自身のX(旧ツイッター)に「みなさまに残念なお知らせがあります。WWEから解雇されました。WWEには感謝の気持ちでいっぱいで、何よりも一緒に歩んでくれた皆さん一人ひとりに感謝いたします」などと投稿。WWEと契約更新に至らず、「解雇」されたと自ら発表した。

 2008年のWWE入りからUS王座、タッグ王座、24/7王座を獲得するなど活躍。近年はコミカルなキャラで人気を博していた。長年のタッグパートナーだったザ・ミズはXに「君と『Awesome Truth』を結成できたことは、俺のキャリアの中でも最高の出来事だ。君以上に笑わせてくれた人はいない」などと記した。前女子世界王者リア・リプリーも「真面目な話、これは本当に胸が張り裂ける思い。ありがとう、トゥルース」と書き込み、別れを惜しんだ。

 一方、トゥルースは5月24日の「サタデー・ナイト・メインイベント」で、統一WWE王者ジョン・シナと一騎打ち。悪の道に走ったシナをヒーローに戻すため、奮闘していた。同31日の前回スマックダウンでは、元新日本プロレスのジェフ・コブ改めJCマテオとシングルマッチを戦い、敗れたばかりだった。

 WWEに約17年も在籍し、直前までメインロースターとして番組に登場していただけに、突然の退団発表には、WWEユニバース(ファン)の衝撃も大きい。「待ってくれ、これは現実ではないと言ってくれ」「冗談だろう?」「本当なら耐えられない」「これはプロレス史上最も悲劇な解雇」などと、悲痛な声であふれかえった。

 さらに、同じくベテランのカリートも、自身のXに「(WWEとの)契約が2週間後に切れる。更新はしない。加えて、WWEは私が会社から『金を盗んだ』として、支払った金額の返還を要求している。弁護士に調査してもらい、過去数か月間の(米国内でロウを中継する)ネットフリックスの俺の映像を確認した結果、返還を勧められた。冗談はさておき、WWE、WWEユニバースに感謝します」などと投稿。WWEと契約を更新せず、退団すると発表した。

 プエルトリコの大物レスラー、カルロス・コロンの息子で2004年からWWEで活躍するも、10年に解雇された。21年に復帰してからは闇落ち軍「ザ・ジャッジメント・デイ」の一員となって、ロウのメインロースターとして登場していたが、すでに地元プエルトリコのWWCで活動を再開している。