新日本プロレスの「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」覇者の藤田晃生(22)が2日、IWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードと葛西純の勝者に挑戦する意向を明かした。
藤田は1日の大田区総合体育館大会でYOHとの優勝決定戦を制し初優勝。22歳10か月でのBOSJ制覇は、大会最史上年少記録の更新となった。快挙から一夜明けたこの日の会見に出席し「いろんな意見があると思うんですけど、それを全部背負ってこれからのジュニアを俺が見せれたらと思ってます。決勝については、YOHが言ってた極上のCHAOSを存分に感じることもできましたし、決勝の相手にふさわしい相手だったと思いますね」と振り返った。
次なる狙いはもちろんエル・デスペラードの持つIWGPジュニアヘビー級王座だ。現在の同王座の最年少戴冠記録はブラック・タイガーの持つ22歳11か月で、藤田にはこれを更新する可能性が残されていた。しかしデスペラードが24日の後楽園ホール大会で葛西純とのシングルマッチを控えていることを理由に、藤田は同戦後に王座に挑戦する意向を明かしており、自ら記録更新のチャンスを手放す決断をした。
藤田は「自分の方向を向いていないデスペラードと勝負をして史上最年少を達成してベルトを取っても何にもうれしくないです。だったら今までこだわり続けてきた史上最年少を捨ててでも、葛西純選手とやって、ぶっ倒して自分の前に改めて出てきて欲しいというのがすごくあって。タイミングとかいろいろ難しい部分はあると思うんですけど、葛西選手へのリスペクトもありますし、エル・デスペラードなら勝ってまた俺の目の前に現れてくれるだろうという思いを込めての言葉です」と真意を説明。
デスペラードは葛西戦にベルトをかける意向を明かしており、今後の展開次第では挑戦する相手が葛西になる可能性もある。「もちろんそれは想定してた上ですけど、自分の気持ちとしてはエル・デスペラードを信じてますし。それでも勝負事に絶対はないので何かがあって葛西選手が王者になることがあれば、自信を持って、胸を張って挑戦しに行くかなと思いますね」と闘志を燃やした。
最速キャリアでジュニア最高峰リーグ戦を制した藤田だが、自身への否定的な声にも耳を傾ける姿勢を示している。「『よくやった』という意見もありますし『今の藤田じゃ納得できない』って意見もありますし。それをアンチとして受けてるわけじゃなく、じゃあそいつを黙らせるためにはどういう試合をしたらいいのか、どういうものを見せたらいいのかというのを常に考えられるので」と分析。
「マイナスな意見を発してるかもしれないですけど、それだけ試合を見てくれているということなので。どうせ見てくれているんだったら、納得させてやろう、黙らせてやろうって気持ちが多いんで」と、雑音を封じるためにもさらなる精進を誓っていた。












