阪神・伊原陵人投手(24)が1日、広島戦(マツダ)で先発し、7回途中3安打無失点の好投で4勝目を手にした。

 カープ打線に的を絞らせず、7回まですべてのイニングで先頭打者を出塁させなかった。初回二死からファビアンに中前打を許して以降、7回一死まで無安打。そこから坂倉、モンテロに連打を浴びて湯浅のリリーフを仰いだものの、2点のリードをキープした。結果的に0―8の大勝につながり、先発の役割を果たした。

 今回のカープ3連戦で村上、大竹がつないできた先発陣。3試合連続で先発投手に白星が付いたのは流れがいい証拠だ。伊原は「いつも投げやすい状態で投げさせてもらっている」と連勝でバトンを渡してくれた頼もしい先輩に感謝。プロ最多となる100球を投げたものの「7回を投げ切るのが課題。ランナーをためていつも湯浅さん。本当に申し訳ないです」と謙虚に次回の好投を誓った。

 プロ入り初登板したのは同じマツダスタジアム。3月30日に中継ぎとしてマウンドに上がった。そこから約2か月が経過し、3日からは交流戦が幕開けする。13試合に登板し4勝1敗、防御率1・09と堂々の成績を残してはいるが「気づいたら今日になっていたって感じ。毎日、試行錯誤しながらやっています。一瞬です」とおごったところはみじんもない。

 藤川監督は「(捕手の)坂本もよく引っ張ってるし、いい状態で交流戦まで新人ながらよくやっていると思います」と高評価。しばらくはパ・リーグの球団が相手となるが、新人左腕は「特にスタイルを変えることはないと思います」と自らの技術でぶつかっていくことを決意していた。