ホームが遠い。広島は1日の阪神戦(マツダ)に0―8で大敗し、今季2度目の4連敗、同3度目の同一カード3連敗を喫した。

 先発・森は虎打線を初回の森下への2ラン被弾のみで踏ん張り続け、6回まで3安打2失点と奮闘したが、赤ヘル打線はこの日も泣かず飛ばずだ。

 前日苦杯をなめた天敵・大竹に続き、今季3度目となる阪神のルーキー左腕・伊原も、攻略できずに終わった。新井監督も「(打線が)全体的に低調になっている」とボヤくほど、攻撃陣はつながりを欠く状況が続いている。

 この日も6回までわずか1安打。7回一死から坂倉、モンテロの連打を口火に一死一、二塁としたが、その後は阪神のセットアッパー・湯浅の前に封じられ、得点を奪えず。しびれを切らしたかのように、終盤はリリーフ陣が打ち込まれ、8、9回に失点を重ね、終わってみれば0―8。2試合連続で得点を奪えず零封負けした。

 この日、阪神は森下、佐藤輝が揃って要所で一発を放ち、2人で5打点だったのに対し、赤ヘルの3~5番は、カード通じて打点ナシ。決定力の差が勝敗にも反映された。特に4番・末包は、この日、9回に右前打を放つまで、18打席連続無安打と、明らかに状態が下降気味だった。

 これで赤ヘル打線は5月17日の阪神戦から11試合連続で、3得点以下。新井監督も「調子の波というのは、誰にでもあるので。調子の悪い人がいても、そこを誰かがカバーしてくれたらいいんだけど…」と苦悩を隠さない。

 次カードからは交流戦に入り、年に一度のパ・リーグとの対戦が続く。気持ちを切り替えて3日からの〝初見の対戦〟を打線上昇の突破口としたい。