阪神は27日のDeNA戦(倉敷)に、延長11回の激闘の末、1―0でサヨナラ勝ち。2連勝を飾り、2位・広島とは1ゲーム差で首位をキープした。

 冷静な判断で白星をつかんだ。両軍無得点の延長11回、代打・糸原、近本の連打から二、三塁の好機をつくると、中野は申告敬遠で無死満塁。最後は森下翔太外野手(24)が、フルカウントから押し出しの四球を選んで勝負を決めた。
 
 4時間に迫る熱戦に終止符を打ち、森下はチームメートから手荒い祝福を受けると、球場に詰めかけた虎党からは大声援が送られた。「チームが勝てたことはすごくよかったです」とうなずき「一塁が開いていたので、自分勝負になるかなと思っていました。外野フライでも1点入るケースだったので、そういう気持ちでいきました」と振り返った。

 その一方で、この日は佐藤輝が右翼の守ったことから、2023年以来2シーズンぶりとなる左翼の守備に就いた虎の背番号1。「まだ1試合で球場も違うのでわからないですけど。甲子園に戻ってレフトを守る機会があれば、自分の最大限のプレーができるように準備したいです」と言葉に力を込めていた。

 藤川球児監督(44)も、監督就任後初のサヨナラ勝利となり「岡山で最終的に勝つことができましたし、ファンの方の声援のおかげで最後ボールをもらえたと思うので、感謝したいです」とニッコリ。

 その上で、守備位置変更について「キャンプから常にやってきていますから。どうなっていくかはわかりませんが、チームにとってベストな形と判断すれば、こういう形を取るのは当たり前ですね」と話していた。