石破茂首相と公明党の斉藤鉄夫代表、立憲民主党の野田佳彦代表は27日に国会内で党首会談。年金制度改革の関連法案をめぐり、基礎年金の底上げ措置を盛り込む修正を行うことで正式に合意した。
合意した修正内容は、4年後の公的年金の財政検証で、将来的に基礎年金の給付水準の低下が見込まれる場合などに、底上げ措置を講じるとした。その際、厚生年金の給付水準が一時的に下がることへの影響を緩和する対応も取るとした。
3党は修正案を国会に共同提出して、28日の衆院厚生労働委員会で審議をスタートさせる。会期末の来月22日に関連法案の成立に向け、今週30日の衆院通過を目指すという。
党首会談後、石破首相は「3党で真摯かつ活発な議論が行われ、合意に至ったことは非常に意義深く、うれしいことです。合意を踏まえ、法案の審議に引き続き、真摯に対応し早期成立に努力していきたい」と語った。
野田代表は国会内で報道陣の取材に対し「年金制度改革の中でも最も避けてはならず、先送りをしてはいけないテーマが基礎年金の底上げでした。結果として、こういう形で修正案をまとめられたこと自体は良かったと思うし、ホッとしています」とコメントした。
その上で「本当はもっと議論しなければいけないテーマがあった中で、残念ながら一定の見切りをつけて判断せざるを得なくなったのは、法案の提出の遅れが原因であり政府与党の責任は大きいです。もっと幅広い(与野党)議論が必要なので、与党に協議の場を設けるように提案しました」と語った。












