卓球の世界選手権個人戦(カタール・ドーハ)、女子シングルスで銅メダルを獲得した伊藤美誠(スターツ)が今後の展望を明かした。

 同種目でのメダルを目標に掲げて挑んだ今大会は、準々決勝で世界ランキング4位の王芸迪(中国)に4―1で勝利。世界選手権のシングルスで初めて表彰台に立った。26日は成田空港に帰国後、千葉県・成田市内で取材に応じ「世界選手権という大舞台で、中国人選手を倒してメダルを獲得することができた。本当にいい試合ができて、すごく満足のいく試合もできた大会だった」と満面の笑みを浮かべた。

 東京五輪では混合ダブルスの金を含む3個のメダルを獲得。シングルスでも銅メダルを手にした。4月のW杯でも銅メダルを奪取しており「大舞台でのシングルスのメダルは全部取ることができた。中国選手をしっかり倒さないとメダルを獲得できないのが現状なので、それをしっかり成し遂げることができてすごくうれしい」と頬を緩めた上で「また女子ダブルスを再開してみたりとか、そういう新しい挑戦をいろいろしていきたいと考えている」と語った。

 新たな勲章を勝ち取ったが、3年後のロサンゼルス五輪は意識してない。「世界選手権の個人戦でメダルを取るためにコツコツと頑張ってきて、こういう成果が成し遂げられたと思っている。目の前の一戦一戦、そして大会に集中して楽しんでやっていけたら」と目先の戦いに全力を注ぐ構えだ。