卓球の世界選手権(カタール・ドーハ)女子シングルス準々決勝で、世界ランキング9位の伊藤美誠(スターツ)が同4位の王芸迪(中国)を4―1で下し、準決勝進出。3位決定戦は行われないため、メダルを確定させた。

 シングルスでは2021年東京五輪で銅メダルを獲得しているが、世界選手権では初。伊藤は「本当にうれしいのひと言。最近、なかなか勝てなかった相手だったので、自分の力で世界選手権の舞台で勝てて本当にうれしいです。やっぱり中国選手を倒してのメダルは、こんなにうれしいんだなという気持ち」と涙を流した。

 伊藤の復活劇は中国でも話題になっている。中国メディア「上観」は「難敵が帰って来た。伊藤美誠は大会に出場するたびに、常に対戦相手に大きな困難をもたらす」と報じた。

 また同「直播ba」によると、準決勝で伊藤と対戦することが決まった世界ランク1位の孫穎莎は「伊藤と対戦するのは久しぶりで、毎回とても楽しみ。伊藤は今大会までに大きく向上しており、明日はタフな試合になる。ベストを尽くしたい」と警戒した。

 世界が注目する一戦となりそうだ。