ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)とメッツのフアン・ソト外野手(26)の友情は「偽装だ」との批判が飛び交っている。2人は先のヤンキースタジアムでの〝サブウェイシリーズ〟で再会を果たしてグラウンドで熱い抱擁を交わした。ジャッジはブロンクスのファンから猛批判を浴びるソトに「君はこのゲームで最強だ。こういうことはよくあることだから、自分のプレーを続けろ」と励ました。

 ワールドシリーズに導く最強コンビを結成しながらもソトのFA移籍で決別。プロスポーツ史上最高の15年7億6500万ドル(当時約1147億円)でお隣りのメッツと契約して世界を揺るがせた。ヤンキースをソデにしたソトはファンから〝裏切り者〟扱いされ、今回の古巣帰還はブーイングの嵐となっている。そんな中、不仲説も取りざたされた2人が再会。笑顔で言葉を交わし、過去を水に流すようなシーンに映ったかもしれない。

 しかし、米メディアは額面通りに受け止めていない。ラジオ局「WFAN」のキース・マクファーソン氏は「ジャッジは絶対にこの男と仲良くない。全国放送で話題になったから彼のところに行って話をしてただけだ。彼らはまったく違うタイプの人間だ。ジャッジは常にチームのことえを考え、ソトは考えていなかった」と切り捨てた。

「エッセンシャリースポーツ」も「ジャッジはチームへの忠誠心とクラブハウスのリーダーシップを重視するが、ソトは金銭重視。最高額を提示すれば30チームのどこでも所属できる。ジャッジは論争を嫌い、不当な理由で脚光を浴びることを嫌う。騒ぎを起こすよりも外交的な姿勢を選んだ」と友情は〝偽装〟だと伝えている。熱い抱擁は雑音を抑えるための見せかけのポーズだったのか…。いずれにしても両者の関係は一筋縄ではいかないようだ。