日本人初の快挙達成だ。イングランド・プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫(28)は19日(日本時間20日)、本拠地で今季リーグ優勝を果たした日本代表MF遠藤航(32)のリバプール戦に途中出場し、名門クラブから同リーグ日本勢初となる10ゴール目、通算20ゴール目をマーク。3―2の勝利に貢献し、欧州ビッグクラブからの注目度もさらに高まっている。

 ベンチスタートの三笘は1―2の後半20分から出場。24分に味方が放ったシュートをGKがはじくと、そのボールに反応。左足ボレーでゴールネットを揺らした。リーグ王者から奪った貴重な同点弾に元イングランド代表MFアラン・スミス氏は「良いフィニッシュだった。ボールは高くはね上がってコントロールするのは簡単ではなかった」と絶賛するゴールだった。

 後半32分に右サイドバックで投入されたリバプールのMF遠藤とマッチアップする中、後半40分には三笘からパスを受けたMFマット・オライリーが上げたクロスをMFジャック・ヒンシュルウッドが決めて逆転勝ち。20日に誕生日を迎え、28歳となった三笘の歴史を変える日本人初の2桁ゴールが勝利を引き寄せた。

 地元メディア「サセックス・ワールド」は「ブライトンが王者相手に見事な逆転勝利」とし、選手採点で三笘に8点を付けて「素晴らしいインパクト! サイモン・アンティグラと交代して見事なゴールを決めた。持ち味の一つであるファーストタッチでボールをキープし、ファンは驚きの拍手喝采」と高評価した。

 今シーズン欧州で10ゴール以上を決めている日本人選手はフランス1部スタッド・ランスの日本代表FW中村敬斗、ドイツ1部キールFW町野修斗、同1部フライブルクの同MF堂安律で、三笘は今季4人目の達成者となった。特に「世界最高峰リーグ」と呼ばれているイングランドで2桁ゴールを達成した意味は大きいといえる。

 三笘を巡っては欧州ビッグクラブが今夏の獲得に向けて熱視線を注いでおり、注目度を高めたのは間違いない。今季最終戦(25日=同26日)となるトットナム戦でも好プレーを見せてくれるはずだ。