スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(20=花巻東)が試行錯誤を繰り返しながら、米大学野球に対応している。

 12日(日本時間13日)現在、公式戦全48試合に出場し、187打数53安打、打率2割8分3厘、7本塁打、38打点、出塁率3割8分8厘、長打率4割3分9厘。本塁打はチーム4位、打点は同3位だ。

 10日(同11日)のグランドキャニオン大戦では右中間に7号2ランを放つなど3安打、11日(同12日)の同大戦では二塁打を含む2安打と、延長10回の乱打戦に決着をつける押し出し死球で16―15でサヨナラ勝ち、チームメートから手荒い祝福を受けた。

 その佐々木が「シーズン始まってから、全部そうですね」と開幕から悩まされているのが内野守備シフトだ。MLBでは23年から内野手の極端なシフトが禁止されたが、米大学野球では認められている。無走者の場面で打席に入ると、三塁手が一、二塁間の奥深く、右翼に近い位置に移動するシフトが敷かれる。強烈なゴロを放っても簡単に右前に抜けないのだ。

「シフトによって捕られたりというのはよくありますけど、言い訳にもならないですし、(相手にとっては)当然だと思います。それよりも打球が上がればシフトも関係なくなるので気にしていません」

 1年目は納得した成績ではないかもしれないが、高校通算140本塁打の片鱗は見せた。2年目が楽しみだ。