新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(11日、宮城・岩沼市総合体育館)で、DDTからリーグ戦初参加のMAO(28)が、値千金の白星発進を飾った。

 Bブロックにエントリーし、この日は公式戦初戦で、元IWGPジュニアタッグ王者でAEWに所属するケビン・ナイト(28)と激突。米メジャー団体で先週、オカダ・カズチカと激突したばかりの強敵を相手に、序盤から積極的にトリッキーな攻撃を仕掛ける。

 ハリウッドスタープレス、ダイニングニードロップからコブラツイストを決めると、ナイトの雄たけびをまねて「俺はめちゃめちゃ四角い!」と絶叫した。5分過ぎからは、ナイトのオーバーヘッドキック、雪崩式ハリケーンラナ、雪崩式ブレーンバスターの猛攻を浴びるが、旋風脚を放って逆転する。

 ナイトのスパイクDDTを切り返して、みちのくドライバーⅡでマットに叩きつけると、最後はこん身の居合いキック(スーパーキック)をナイトの顔面にぶち込み、3カウントを奪った。9分34秒の熱闘を制し、実力者から勝ち点2をゲットしたMAOは、ナイトとがっちり握手。健闘をたたえ合った。

 バックステージでは「俺には野望があるんだよ。Bブロック優勝して、優勝決定戦優勝して、この『BOSJ』優勝して、IWGPまでこぎつけて、DDTに持って帰るんだよ」ときっぱり。初出場Vを飾り、IWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードから同王座を奪うと宣言した。

 さらに「DDT生まれ、DDT育ち、DDTが生んだ…変な産物、MAOが『BOSJ』、自分の変なプロレスで取る。そして、新日本ファンに悪いけど、DDTに〝ごっちゃん〟する。ごっちゃんしてやるよ! そして、DDTのいい時代をまた俺がつくってやる」と豪語。DDTの代表として、新日ジュニア制圧を誓っていた。