阪神・佐藤輝明内野手が5日の巨人戦(東京ドーム)に「4番・三塁」として先発出場し、11号3ランを含む5打数2安打3打点。身上とする長打力をこの日も存分に発揮し、10―1のフルボッコ完勝劇に大きく貢献した。
9回無死二、三塁の絶好機で迎えたこの日の第5打席。「しっかり狙いを絞っていたので」と振り返った通り、初球の147キロを迷いなく一閃。直近6戦で26打数11安打(2本塁打含む)8打点と好調を持続する背番号8が、今季ここまで大好物にしている高めへの速球を、初球であろうが見逃すわけがなかった。
無慈悲に打ち砕かれた白球は、完敗ムードに沈むオレンジ色の右翼席へ追い打ちをかけるように着弾。11本塁打&31打点でセ2冠に立つ規格外男は、自身初となるタイトル獲得に向けて早くも独走態勢に突入しつつある。
OPS「1.017」と塁打数「80」もセ・トップの数字。長打力に裏打ちされた佐藤輝の総合的な打撃への貢献が、この日で首位タイに再浮上した猛虎の最大の原動力となっている。
打率もセ9位の2割8分8厘と上々の数字。「未完の大器」と長く評されてきた26歳がいよいよ今季、本格的な開花の時を迎えようとしている。












