新日本プロレス4日の福岡国際センター大会でカラム・ニューマン(22)とのV5戦に臨むIWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(45)が2日、公開調印式で最多防衛記録更新を誓った。

 後藤は今年2月大阪大会で悲願の団体最高峰王座初戴冠。ハイペースで4度の防衛に成功し、オカダ・カズチカ、ジョン・モクスリー(ともにAEW)、SANADA、ザック・セイバーJr.と最多防衛タイ記録で並んでいる。

 調印式で最年少戴冠を狙うカラムと対峙した後藤は「今シリーズずっと彼と戦ってきて、若さだけではない、強い気持ちを持った選手だということは分かりました。でも、今ここでこのベルトを渡すわけにはいきません。俺もこのベルトを取るのに22年かかってるんです」と豪語。

 さらに「最近暗いニュースが多い新日本プロレスですが、暗いニュースを吹き飛ばすくらいの熱い試合をして、最多防衛記録更新という快挙を成し遂げたいと思います。後藤革命はまだまだ終わらない。後藤革命についてきてください」と力強く宣言した。

 新日本は今月に入り内藤哲也、BUSHI、ジェフ・コブと退団者が相次いだ。ベテラン王者としてけん引する立場にある後藤は「選手の退団ということで、やっぱりファンの皆さまには大きな心配をおかけしていると思うんです。それを払拭できるのは、試合でやっぱりすごいものを見せる。それが一番だと思います。俺はチャンピオンとして新日本プロレスまだまだ大丈夫だと、そういうものを試合で皆さまにお見せしたいと思います」と責任感に燃えていた。

 一方のカラムも「俺自身ずっと謙虚であることを心がけてきたが、それにはもう飽き飽きしている。後藤よ、2日後にお前が対戦する俺は、今までお前が対戦してきたどんな相手とも違う。俺は最も若く、最も素早く、最も力強く、誰よりも優れている。お前の後藤革命はあと2日で終わる。そして新日本プロレスは俺が引っ張っていく」と王座奪取に自信。福岡決戦の行方はいかに――。