新日本プロレス4日の福岡国際センター大会でIWGP・GLOBALヘビー級王者の辻陽太(31)に挑戦する上村優也(30)が2日、同期のライバルとの王座戦へ決意表明した。

 上村は昨年のG1クライマックス公式戦で辻に勝利を収めるも、試合中に右腕を負傷。上腕三頭筋断裂によって約7か月の長期欠場を余儀なくされた。この日の公開調印式で王者と対峙すると「今もう腕は100%の状態なんですけど、気持ち的にやっぱり、まだどこかトラウマが僕の中に残っていて。それをはがすために今回、辻ともう1回戦いたい。そういう気持ちがあります」と闘志を燃やした。

 同期との王座戦にも特別な思いがある。「もう僕たちの時代だと思っているので、新日本プロレスは。僕たちが常に新しいものを見せ続けて、今のレスリングを見せていきたいと思います。その上で僕がIWGP・GLOBALヘビー級王者になって、これから僕が世界一のレスラーになるために、いろいろな相手と防衛戦を重ねて行きたいとと思います」と豪語。

 さらに「僕の根底には新日本プロレスで防衛戦を続けていきたいという考えがあります。でも、個人的に戦いたい相手というのは、米国遠征時代から世界中にいる。米国で戦った相手、因縁のある相手が僕の中でいるので。そういう選手とも戦っていって、目標の一つである『世界一のレスラー』に一つ近づいていければなと思います」と目を輝かせた。

 受けて立つ辻は「彼の欠場もあって、俺の方がひと足先にこのIWGPを巻くことになりましたけど、俺は彼も新日本のトップ、メインを張れる一人のレスラーだと思ってます。だから5・4福岡の試合で俺は彼が新日本のメインイベンターであることを、このベルトを使って証明します」と宣言。

 その一方で4月両国大会で行われた前回の防衛戦の前には調印式がなかったにもかかわらず、今回は行われるというあいまいな基準について、IWGP実行委員会に疑義を呈していた。