阪神・大竹耕太郎が、1日の中日戦(バンテリン)に今季初先発するも、5回87球を投げて、6安打3失点で黒星を喫した。

 1点の援護をもらった直後の4回に強竜打線につかまった。上林、カリステの連打を浴びて無死一、二塁とされ、打席には高橋周を迎えた。カウント1―1から135キロの直球を捉えられ、打球はフェンス上部に直撃。一時は本塁打とアナウンスされたが、藤川監督のリクエストで判定が覆り、同点適時二塁打となった。

 ここで食い止めたいところだったが、続く細川の打球を捕球した遊撃・小幡が体勢を崩して送球できず、追加点を奪われた(記録は遊撃への内野安打)。
 
 さらには、佐藤輝のプロ入りから5年連続の2桁本塁打となる10号同点ソロで同点に追いついた直後の5回。二死一、三塁から高橋周に2球目を投じたタイミングで、一走・上林がスタート。挟殺プレーの間に三走・岡林が本塁生還し、勝ち越された。

 6回の打席で代打を送られてマウンドを降りた大竹。「先頭に長打を打たれるのがよくなかった。先頭をしっかり押さえていきながら、きょうは取られて2点まで。3点目がもったいなかったです」と悔やみながらも、「良かったところはプラスに考えて、できなかったことは次やっていくしかないので。落ち込んでる暇もないし、次勝てるようやっていくしかない」と前を向いた。

 
 大竹は春季キャンプ中の2月下旬に下肢のコンディション不良を発症して出遅れたが、3月の二軍戦で実戦復帰。満を持しての一軍登板となったが、役割を果たすことはできなかった。チームも2―3で敗れ、今季初の3タテを食らった。