いよいよ待望の抜てきなるか。日本代表は3月の北中米W杯アジア最終予選バーレーン戦に勝って、8大会連続8度目のW杯出場を決めた。6月に2試合を残す最終予選は消化試合となり、森保一監督(56)による若手登用が注目されている。元日本代表MF前園真聖氏(51=本紙評論家)は、MF松木玖生(22=ギョズテペ)の〝招集解禁〟を提案した。
青森山田高からJ1FC東京入りした松木は、昨夏にサウサンプトン(イングランド)入りし、今季はレンタル移籍でトルコ1部ギョズテペでプレーする。ここまで公式戦31試合で6ゴール、5アシストをマーク。トルコカップではチームの49年ぶりとなる4強入りに貢献し、5試合で4得点の活躍を見せた。
所属クラブでの結果を踏まえ、6月のA代表初招集について前園氏は「松木選手は、試したい選手の一人に入ってくるでしょう。もうW杯を決めていますので、この2試合に関しては、いろいろな選手を試すこともできます。海外組で言うと、佐野海舟選手(マインツ)はもちろんですが、彼も見たい選手になります」とプッシュした。
以前に前園氏は「1シーズンしっかり戦ったわけではありませんから、シーズンを通して(好パフォーマンスを)続けていく必要があります。リーグレベルを考えると、当たり前に結果を出し続けないといけません」とA代表入りへのハードルを設定していた。しかしW杯出場が決まり、松木も代表入りにふさわしい成長を遂げたことで、来年の本番を見据えて機は熟したというわけだ。
松木が主戦場とするボランチ(守備的MF)には、MF遠藤航(リバプール)、MF守田英正(スポルティング)、MF田中碧(リーズ)らがひしめく。割って入るには、来季どこでプレーするかも重要だ。
保有元のサウサンプトンは、イングランド・プレミアリーグから来季はチャンピオンシップ(実質2部)へ降格する。状況は複雑だが、前園氏は「トルコリーグは5大リーグに入っていないですし、ドイツ(1部リーグ)やチャンピオンシップとか、そういうところの方がいいかもしれません」とステップアップを期待している。
かねて待望論が根強い松木の招集が実現するか楽しみだ。












