F1レッドブルの絶対王者マックス・フェルスタッペン(オランダ)に続く角田裕毅(24)ら2番手ドライバーが活躍できない「有害シート」説に関係者が反発した。

 海外メディア「RN365」は「フェルスタッペンは『世紀の才能』と評されている」とし、4度のF1チャンピオンと並んでレッドブルの第2シートを託されたドライバーは姉妹チームのレーシングブルズから昇格した角田を含めて過去6人いる。しかし「フェルスタッペンのチームメートとして完全に実力を発揮できるドライバーはいない、という意見が広がっている」と報じた。

 この見解に同メディアの取材に応じた角田の〝古巣〟でレッドブルの姉妹チーム・レーシングブルズ最高経営責任者(CEO)のピーター・バイエル氏は「正直に言って〝有害シート〟だという意見には同意できない」とし「(レッドブル)ヘルムート(マルコ博士)やクリスチャン(ホーナー代表)の方が、この質問に答えるのは適任でしょう」と明言を避けた。

 さらにバイエルCEOは「フェルスタッペンは一世紀にも及ぶ才能を持ち、非常に集中力のあるドライバーです。彼ほどレースやドライビングに集中しているドライバーはいません」とし「だから〝有害シート〟について語ることはできないと思う。最近の車はあまりにもとがっているので運転できるか、できないかのどちらか。ユウキにとっての挑戦になるし、彼なら車を運転できる」と期待した。

 角田はレッドブルに加入後、3戦してポイントは「2」。4戦目となるマイアミ・グランプリ(GP、5月3日開幕、決勝同5日)に臨むが、今後に「有害シート」説を吹き飛ばすことができるだろうか。