〝最高の環境〟で徹底サポートだ。陸上男子3000メートル障害で五輪2大会連続入賞の三浦龍司(23=SUBARU)が22日、都内でスイスのスポーツブランド「On(オン)」とアスリート契約を締結したと発表。東京・国立競技場で行われた会見では「すごく光栄に思っている。モチベーションも高まる」と声を弾ませた。

 2010年に誕生した同社は世界60か国以上で事業を展開し、20年8月にはOn Athletics Club(OAC)を結成した。現在は米国、欧州、豪州の3拠点でトップ選手たちが鍛錬を積んでおり、三浦は「高め合えるチームメートもいると思うので、活用していきたい。強さを求める上で必要な手段だと思っている」。将来的には練習への参加も視野に入れているという。

 ではOACのメリットはどこにあるのか。同社のアスリートマネジメントを担当するスティーブ・デコーカー氏は本紙の取材に「アスリートの可能性を最大限に引き出すためには、総合的な支援をしていくことが重要」と切り出す。そして「フィジカル面やトレーニングツールはもちろん、レベルの高いトレーニングのパートナーと練習することで切磋琢磨できる。世界でもベストなコーチ陣をそろえている」と充実ぶりを明かした。

 三浦は21年東京五輪7位、24年パリ五輪8位など世界の舞台で安定したパフォーマンスを披露。9月に東京で開催される世界選手権の目標は「表彰台、メダル獲得。そこに変わりはないし、記録も更新していきたい」と意欲的だ。悲願達成へ、頼もしい援軍とともに突き進む。