ソフトバンク・周東佑京内野手(29)が20日の西武戦(ベルーナ)に「1番・中堅」で先発出場し、攻守で存在感を示した。

 左ヒザの違和感から直近2試合を欠場していた周東。小久保監督は「休ませながら治す」の方針のもと出場の可否を判断。「年間を通して必要な選手。今日までは使いたくなかった」と葛藤しながらも「なりふり構ってはいられない」と5連敗のチーム状況を加味してスタメンを決めた。

 3試合ぶりのスタメン出場、その存在感は強烈だった。バットでは4回の第3打席に右前打を放つと、9回の第5打席では華麗なセーフティバントを決め、マルチ安打を記録した。

 しかし、ハイライトは最終回の守備。一死走者なしでネビンが放った打球は左中間の奥深くに飛んだ。フェンス直撃の一打かと思われたが、これを周東がジャンピングキャッチ。捕球後に自ら雄たけびを上げるほどの超美技に、球場からは歓声が沸き起こった。

9回、西武・ネビンの大飛球を華麗にキャッチしたソフトバンク・周東
9回、西武・ネビンの大飛球を華麗にキャッチしたソフトバンク・周東

 患部の状態が気になるところだが、試合後に周東は「状態を確認しながらになると思いますけど、今日の1試合でそんなに悪くなっている感じはしない」と冷静に語った。

 ホークスに欠かせない存在である背番号23。首脳陣の判断のもとで、今後もチームに貢献していく構えだ。