広島・小園海斗内野手(25)が絶好調だ。17日までで打率3割9分7厘、25安打、出塁率4割6分5厘など打撃部門の成績は軒並みリーグトップ。小園は今季から用具契約がフリーとなり、グラブやバットも複数種類を使い分けているが、ここまで唯一〝固定〟しているのが足元を支えるスパイクだ。
ニューバランス社製の「Fresh Form X 3000v7」というモデルは今季から使い始め、メッシュ素材を組み合わせたことでフィット感と通気性に優れ、厚底の8本歯には土をかむ力強さがあり、さまざまな動きに対して安定感があるという。
この〝相棒〟を選んだ理由について、小園は「もともと厚底タイプは履いていて楽な感覚で好きでしたし、(人工芝など)地面が硬い時はどうしても疲れやすくなりますが、クッション性も効いていたので」と説明。フィット感が合ったことに加え、決め手となったもう一つが「速乾性」だ。
「雨が降った日とかは、スパイクが濡れますよね。そうなった時に次の日に濡れや湿り気が残っていたりするのが嫌なので。雨の中でプレーしても、そこまで重い感覚にはならないですし、乾きもいい。試合後にベンチ裏の(専用の)乾燥機に入れておけば、次の日も大丈夫なので。濡れてくると集中力とかにも影響しますし、そういう部分での疲れにくさもあります」
本拠地のマツダスタジアムは天然芝の土のグラウンド。小園自身は三塁だけでなく、内野の全ポジションで起用される可能性がある。「土が硬い日もあれば、雨が降った後とか地面の感覚はいろいろあります」。天候によってさまざまに変化する中、チョイスしたスパイクは環境に左右されず、同じ重量感でプレーできる強みがあるという。
昨季はプロ入り後、初めて全試合出場を果たし、年間を通じて安定したパフォーマンスを発揮する難しさを身をもって体験した。それだけにコンディショニングへの意識も年々高まっており「打席でも振ること、走ること、全てにおいて軽さを感じること」と理想を追求し続ける鯉の背番号5。文字通り、地に足をつけながら好調を維持していく。












