4月中の一軍復帰へ視界が開けてきた。2月のキャンプで右手中指を骨折、去る3月4日に同箇所を手術した広島・坂倉将吾捕手(26)が11日、廿日市市の球団施設の室内練習場で術後初のフリー打撃を行った。

 この日は打撃投手を務めた迎三軍総合コーチの投じる球を約30球。前日に術後初のマシン打撃を行い、この日への〝地ならし〟も済ませ、フリー打撃再開に臨んだ坂倉は「打つことへの怖さはないです。今後は、トレーナーと相談しながらですが、これから打つ球数も増えていくと思います」と、本格的な打撃メニュー再開に充実感を漂わせた。

 4月に入り、戦列復帰への視界が着々と開けてきた。守備面でもスローイング、キャッチボール、ノックと段階を踏み、復帰へ向けてのリハビリ過程を消化。捕手としても、すでにブルペンで二軍投手の投球を受けるまでになっている。

「投げるほうは、すぐに前に進めるかなという感覚がある。そこはどんどん進めて、またいい状態にしたい。丸1か月、投げていないので、肩、ヒジももう一回つくるという意味でしっかり球数も投げたい」と今後はより強度を上げたメニューに取りかかる模様だ。

 来週中には二軍本体に合流。22日のウエスタン・くふうハヤテ戦(由宇)から対外試合復帰も可能となる見込み。待望の一軍復帰は25日からのDeNA(横浜)→巨人(東京ドーム)と続く、ゴールデンウィークでの「関東遠征」が最短ルートとなりそうだ。