和歌山県の岸本周平知事の急逝を受け、交流のあったプロ野球ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が15日、故人を悼んだ。岸本知事は14日に公舎内で倒れ、意識不明の状態が続いていたが、15日に敗血症性ショックのため死去。68歳だった。

 みずほペイペイドームでの楽天戦前に取材に応じた小久保監督は「1月も(和歌山での)パーティーに来てもらった。早すぎてショックです」と沈痛な思いを語った。

 岸本知事は和歌山出身の小久保監督を節目で激励。一軍監督就任1年目の昨季、ソフトバンクを4年ぶりのリーグ優勝に導いた際は、和歌山の誇りとして指揮官をたたえた。

 今季は西武・西口新監督の就任により、ロッテ・吉井監督を含めてパ・リーグに3人の和歌山出身監督が揃うシーズン。小久保監督は「(岸本知事は)気合も入っていたし、楽しみにしてくださっていた」と今年1月に再会した際のやりとりを明かした上で「パ・リーグを盛り上げて、オフにいい報告をしたい」と言葉に力を込めた。