希代の剛腕が積み重ねるスピードボールが改めて脚光を浴びている。レッドソックスのアロルディス・チャプマン投手(37)は2010年に史上最速105・1マイル(169・1キロ)をマーク。37歳を迎えた今季も164キロを計測するなど、その力は衰え知らずだ。

 通算338セーブを誇るキューバ出身の怪腕が、これまで100マイル(約160・9キロ)以上のスピードボールを投じた回数はメジャー史でも圧倒的だ。敏腕記者として知られるフランシス・ロメロ氏は自身のX(旧ツイッター)で「チャプマンは追跡可能な2008年以来、球速王」と伝えた上で、12日(日本時間13日)のホワイトソックス戦で100マイル以上のボールを投じた回数が3800回に達したと投稿。2位のジョーダン・ヒックス投手(28=ジャイアンツ)の1682回、3位のエマニュエル・クラセ投手(27=ガーディアンズ)の1209回を大きく引き離す数字に敬意を表した。

 今季から名門レッドソックスに加入した左腕は、クローザーとして8試合に登板して防御率1・29。37歳を迎えた今も、強靭な肉体で代名詞の剛速球を連発して存在感を放ち続けている。