女子プロレス「LLPW-X」を率いる〝ミスター女子プロレス〟こと神取忍(60)が、女子初の「巌流島決戦」をぶち上げた。

 13日の神田明神ホール大会で神取忍はウナギ・サヤカとタッグを組み、渡辺智子&叶ミクと激突。最後は神取が叶をラリアートでなぎ倒し、3カウントを奪った。

 試合後には叶の師匠で因縁の堀田祐美子(58)に「堀田は(叶に)何を教えてるんだよ? コイツはまだまだだな。次はお前とやってやるよ」と対戦を要求。堀田も「昔のお前を全然感じねえよ。次はシングルでもタッグでもやってやるよ」と応じ、乱闘を繰り広げる場面もあった。大会後、取材に応じた神取は「叶だっけ? まだまだ私の視界には入らなかった。堀田は何を教えてるんだろうね? 物足りなさを感じたからさ、堀田本人とやり合わないといけないよね」と闘志を燃やしていた。

 かつてLLPWと全日本女子プロレスの対抗戦で、堀田と何度も激突。今に至るまでライバル関係が続いている。そして神取からは「これまで堀田とはいろんな試合をしてきたからさ、誰にも邪魔されないところで戦いたいよね。巌流島とかでシングルやろうか」と衝撃発言が飛び出した。

 巌流島は宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘に臨んだ地で、1987年10月4日にアントニオ猪木とマサ斎藤(ともに故人)が2時間5分14秒に及ぶ死闘を繰り広げた伝説の場所でもある。くしくもこの日の大会には、猪木さんの弟・猪木啓介氏が来場。先日、知人を介して知り合って食事をともにしたと明かす神取は「いろいろ猪木さんのお話を伺ってたら懐かしくなってね。これからどんどん新しいことに挑戦していきたいからさ、巌流島で戦ったら猪木さんも背中を押してくれるんじゃないかな」と語った。

 昨年還暦を迎えた神取が伝説を塗り替える。