卓球女子団体でパリ五輪銀メダルの張本美和(16=木下グループ)の圧勝劇には、絶対女王も戦々恐々だ。
5日に行われたWTTチャンピオンズ仁川の準々決勝で、世界ランキング5位の張本は同7位の蒯曼(中国)と対戦。中国の次世代エース候補で過去2試合はいずれも黒星を喫した相手だったが、この日は第1ゲームから積極的にフォアハンドで攻撃を仕掛けて11―8で先取する。第2ゲーム以降も主導権を握り、終わってみれば4―0でストレート勝ち。WTTスターコンテンダーチェンナイに続く頂点取りへ、マジックを2とした。
張本の戦いぶりには多くの中国メディアが反応。「捜狐」は「蒯曼が0―4で敗れたのは、ちょっと予想外だった。両者の世界ランキングの差はそれほど大きくないが、負けた過程を見る限りでは全く対応できていなかった」と苦言を呈した。
世界ランキング1位の孫穎莎は24歳、同2位の王曼昱(ともに中国)は26歳。次世代スターの台頭が求められる中で、21歳の蒯曼が張本に歯が立たなかったのは想像にダメージが大きかった。同メディアは「危険なのは今の蒯曼が張本よりもずっと進歩が遅いように見えること。このようなプレーをしていると、張本の勢いはますます強くなるだろうし、一度実力差が離れてしまったら中国代表チームは張本を抑えるために誰に頼るつもりなのだろうか?孫穎莎や王曼昱でも簡単ではない」と報じた。
張本の伸びしろは絶対女王の時代に終止符を打つ可能性を秘めているようだ。











