日本ハム・新庄剛志監督(53)が開幕2連勝という好スタートに連日、不敵な笑みを浮かべている。

 指揮官は今季開幕前、日本ハムが球界OBや野球評論家からリーグ優勝候補に挙げられていることを問われると「そこまで(シーズンの戦いは)甘くないですけどね」と断言し、今季の勝敗ペースを「9試合5勝4敗」に設定。「勝ちばかりじゃなく最初は5勝4敗(ペース)で行って。一気に行くとこは行くっていう感じがベストかな」と3カードで貯金1を目標に掲げシーズン序盤を乗り切ることを宣言していた。

「やっぱり(今季は日本ハムが)相手から研究されるところはありますから。そこでどうチームが対応できるか。まだみんな若いから(連敗で)ズルズルっと落ちていくケースもあるだろうし、その逆もあるかもしれないし」(新庄監督)

 だが、そんな指揮官の不安をよそにチームは開幕から西武相手に2連勝。しかも初戦は昨季4試合の対戦で防御率0点台と完璧に封じ込まれた天敵・今井達也投手(26)を清宮、レイエスの2発であっさり攻略した。そこで新庄監督もやや控えめだった勝敗目標を方針転換。一気に「上方修正」する構えを見せ始めているのだ。

 29日の試合後、報道陣から「開幕2連勝は順調か」と問われると新庄監督は「当たり前じゃないですか。2連勝で順調じゃなかったらやばいっしょ」とニヤリ。その上で今後の勝敗目標についてこう語った。

「あと一つ(3連勝)はもちろんですけど、そりゃ143勝したいですよね。このペースなら。まだあり得ることですからね。明日(30日)は(相手先発予定の)高橋光成君が来る。今年はほんと(体が)スリムになってね。去年と違った高橋君が来るというところで(対戦が)楽しみではありますけど。明日の(自チームの)打線は…部屋に帰ってメロンパン食べながら考えます(笑い)」

 チームの成長に手応えを感じながら最後はいつも通り周囲を爆笑させた新庄監督のこと。この調子なら…。日本ハムの快進撃は当分止まらないのかもしれない。