F1レッドブルのヘルムート・マルコ博士は姉妹チーム・レーシングブルズから昇格した角田裕毅(24)をシーズン中に更迭しない方針を明かした。

 レッドブルはわずか2戦を終えた段階で不振のリアム・ローソン(ニュージーランド)に見切りをつけて降格し、角田を昇格させた。この異例人事にラリードライバーのスコット・マクラフリン(ニュージーランド)は「レッドブルは冷酷で非合理的だ。次の展開を楽しみしている」と皮肉を込めて、結果が出せなければ角田も解任されることを示唆していた。

 各メディアも、角田がローソンと同じように更迭される可能性を報道。特に日本グランプリ(GP、鈴鹿)での成績が重要視されていると指摘される中で、専門メディア「AUTO SPORTS」によると、角田が期待に応えられな勝った場合に好調なレーシングブルズのドライバー、イサック・ハジャール(フランス)が「次の候補になるか」と問われると、マルコ博士は「角田裕毅でシーズンを終えるだろう」と断言したという。

 同メディアは「2025年のF1シーズン終了まで角田の将来は安泰」と指摘し、マルコ博士は開幕前にローソンを起用したことに「裕毅が速いドライバーであることは分かっているが、浮き沈みがあった」としながらも今回は角田を抜てきしたことに「彼は変化を遂げた。マネジメントを変え、この状況では最善の策だった」と説明した。