F1のレッドブルはリアム・ローソン(23=ニュージーランド)を解雇し、今季第3戦となる日本グランプリ(GP=4月6日決勝、三重・鈴鹿)に向けて、レーシングブルズの角田裕毅(24)を昇格させることを決定した。英「BBC」など各国メディアが一斉に報じた。

 開幕2戦で不振だったローソンについてレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表らチームの幹部たちが24日にUAEのドバイで会議を開き、角田とのドライバー交代を決断した。ローソンはレーシングブルズ入りし、角田は日本GPでレッドブルデビューを果たすが、同メディアは「史上もっとも冷酷な決定」と報じていた。

 近日中にも正式発表される見込みだが、レッドブルのファーストドライバーで4季連続の世界王者マックス・フェルスタッペン(27=オランダ)がローソンの解雇に不満を募らせている。

 英紙「ミラー」は「フェルスタッペンが代役指名の見通しに激怒」とし「ローソンが調子を取り戻すまで『時間を与えてほしい』という希望をレッドブルが無視したことに不満を抱いている」と伝えた。

 今季レッドブルのマシンは扱いが難しいとされている中、わずか2戦での交代劇。英紙「デーリー・メール」もローソンの降格と後任に角田が指名されたことに「オランダ人(フェルスタッペン)は同意しなかった」と指摘。早すぎる決断にチーム内に不穏なムードが漂い始めている。