F1の今季開幕戦となるオーストラリア・グランプリ(GP=16日決勝)の予選が15日に行われ、レーシングブルズの角田裕毅(24)が強豪フェラーリの2台を撃破して5番手と衝撃のパフォーマンスを披露した。
角田はQ1、Q2で安定した走りを見せて突破すると、最後のQ3で躍動。ライバルたちが次々とタイムを伸ばしていくハイレベルな争いの中で、〝大トリ〟でタイムアタックした角田は、1分15秒670と大幅にタイムを伸ばした。そのタイムは4連覇王者マックス・フェルスタッペンらに肉薄したばかりか、マシン性能に大きな差があるとみられていた名門フェラーリのシャルル・ルクレール、ルイス・ハミルトンの両雄まで上回る5位。今季開幕戦から驚異のスピードを発揮した。
角田の驚くべき進化に世界が震かん。F1公式サイトが「角田裕毅が素晴らしい活躍で予選5位を獲得」と取り上げたのを初め、フランス放送局「カナルプリュ」は「オーストラリアGP予選での角田裕毅の素晴らしい成績 今朝メルボルンで日本人ドライバーは5位に入り、キャリアで2番目に良い予選結果を達成した。彼にとってシーズンは好調なスタート」と報道。フランスのモータースポーツ専門メディア「オートエブド」は「角田裕毅とアレクサンダー・アルボンは、オーストラリアGPでグリッド3列目にマシンを配置し、センセーションを巻き起こした。雨が降りそうなレース前夜、たくさんの期待と希望を抱いて」と絶賛した。
さらに、トルコのモータースポーツ専門メディア「レーシングニューストルコ」は「角田裕毅は素晴らしいことを成し遂げた! この日本のスター選手は、シーズン最初の予選ラウンドで5位を獲得し、好調なシーズンのスタートを切った。レッドブルが角田裕毅と契約しなかったのは間違いだったと、そう思いだろうか」とオフに待望論が沸き起こりながら親チーム・レッドブルが角田を昇格させなかった判断を批判しつつ、角田の走りを評価した。
レッドブルの昇格が実現しなかった際には落胆した角田が、今季は悔しさを糧に大きく飛躍するか。












