阪神・村上頌樹投手(26)が、開幕戦となった28日の広島戦(マツダ)に先発。8回2/3、135球を投げて4安打無失点の力投でチームを勝利に導いた。

 初回に同学年・佐藤輝明内野手(26)の1号2ランで先制点をもらった右腕。勢いに乗って初回を三者凡退に抑えると、2回はモンテロ、秋山、ファビアンの中軸を三者連続三振に仕留めた。

「新外国人2人と、去年相性が悪かった秋山さんを3人で取れたのは本当によかったですし。それ以降自信を持って投げることができました」

 3回には一死三塁のピンチを背負いながらも、後続を断って無失点に抑えた。その後もテンポよくアウトを重ね、8回までに111球を投じながらも9回のマウンドへ。完封もかかっていたが、一死一、三塁からモンテロを二飛に打ち取ったところで2番手・岩崎にマウンドを譲った。

「『最後までいけ』と言われたので、いくつもりだったんですけど。最後は岩崎さんに助けてもらって感謝しています」としながら、「(9回を)投げ切りたかったので、そこはまだ詰めが甘いということ。来週以降しっかり果たせるようにやっていきたいです」と言葉に力を込めた。

 また、ウイニングボールは藤川監督の手に渡り、球場を引き上げる際には「頌樹、もらっていくわ、ありがとう!」と笑顔で声をかけられた右腕。「最初は(ボールを)監督が持ってたんですけど、返されて(笑い)。いや、これはさすがにと思って返しました」と明かしていた。     

 チームも佐藤輝の先制2ランが飛び出すなど投打がかみ合い、4―0で快勝。藤川球児監督(44)の初戦を白星で飾った。