阪神は12日の西武戦(ベルーナ)に3―2で勝利。オープン戦の連敗を3でストップさせた形だが、直近の3戦で猛虎打線は計5得点と低調モードが続いている。藤川新体制下の4番候補・森下翔太外野手(24)も打率1割3分3厘と快音に恵まれぬままだが、本紙評論家・伊勢孝夫氏の見解は――。
【新IDアナライザー・伊勢孝夫】この日の5回に15イニングぶりとなる得点をようやく挙げることができたわけやけど、結局打ち崩せたのは甲斐野ひとりだけやからな。今井、与座や前日11日のカード第1戦で先発した菅井に対しては完全沈黙。バリバリの一軍投手が相手となるとそう簡単にはいかへんよな。
3番・佐藤輝、4番・森下はともに2戦連続でノーヒット。佐藤輝に関しては結果が出ていなくても心配いらんかなっていうのが俺の見立てや。打席に入れば絞り球の狙いも伝わってくるし、タイミングの取り方も安定感がある。辛抱強くオフから取り組んできたことを継続できるかが、シーズンを通しての課題になるやろな。
ちょっと気になったのは森下の方や。ここ数試合、0―1とか早いカウントからでも飛びついて打ちにいってしまっているよな。今季は4番を任される見通しなんやから、打席でドッシリと構えてベストなカウントと球種を絞り込まんと。チャンスではそうそう打たせてもらえんよ。精神的にはずぶとそうな選手やけど、その点が心配やな。
3月中旬ってのは、キャンプから帰ってきた打者の調子がちょうど落ち始める頃合いでもあるんやけどな。各打者はもう一度しっかりバットを振り込んで、開幕へ調子を取り戻してもらいたいところや。それにしても西武は中継ぎ陣も含めてホンマにええピッチャーが多いわ。西口監督は投手出身やし期待できそうやな。後は打つ方だけや。
(本紙評論家)












