中日の石川昂弥内野手(23)が4番の働きを見せた。4―2で勝利した12日のオリックス戦(バンテリン)に4番・サードで先発出場した石川昂は初回二死二塁の場面で右前へ先制の適時打。パ・リーグを代表する好投手・宮城から見事な殊勲打を放った。

 オープン戦出場ゲームでは全て4番を任されてきた石川昂だが、ここまでなかなか結果が出なかった。それだけにSNS上では中日首脳陣が細川ではなく石川昂の4番ににこだわることを疑問視する声も出ていた。

 井上監督は「バトルを推奨しているのに石川だけ何で4番を外さないんだみたいな揶揄する書き込みがあったということを聞きました。けど、いやいや、そこは僕の信念というか、ガマン比べ。そんなことでコロコロ変えていたらチームなんてできない。だからそんなことはうるせえ!と僕は思ってます。あいつが気持ちよく打席に立つものを作ってあげるっていう事しか考えていません」と石川昂を今後も4番で起用していく方針。この日は4打数2安打1打点と結果を出した大砲候補がここから覚醒していくか――。