女子プロレスラー・Sareee(28)が燃えている。自主興行第7弾「Sareee―ISM ChapterⅦ」(10日、東京・新宿フェイス)で、同じIWGP女子王座を狙う朱里と激突。激闘を繰り広げた末、30分時間切れドローに終わった。同王座への思いをさらに強めたSareeeのもとに、この日観戦に訪れていた格闘家のRENAが電撃登場。救いの手を伸ばされた太陽神は、新たな野望を明かした。

 この日朱里に勝利してIWGP女子王座へ踏み台にする予定だったが、激闘の末に時間切れドロー。悔しさを絶叫したSareeeは涙を流す朱里に「ビービー泣いてんじゃねえよ! 私があのベルト(IWGP女子王座)を先に巻いて、お前を挑戦者として指名してやるから待っとけ!」と言い放つ。すると朱里から「私が先に巻いてお前を挑戦者に迎えてやるよ!」と言われ、大乱闘を繰り広げた。

 大会後、取材に応じたSareeeは「今日、朱里キレてましたよね? 今のスターダムに朱里をキレさせる人はいないから、勝てなかったけど闘志に火をつけたのは私。そこはしてやったりですね」と満足げに語った。

朱里(左)の顔目掛けてドロップキックを放つSareee
朱里(左)の顔目掛けてドロップキックを放つSareee

 大会後のバックステージには、この日来場していた格闘家のRENAが現れ、激励の言葉を送られた。先輩である堀田祐美子の紹介でRENAと知り合い、朱里戦に向けて練習を見てもらっていたと明かす。

「自分的にはまだ口に出していいほどのレベルには達していないと思ってたけど、今日見に来てくださって『勝ってるところを見たい』って言ってくださってうれしくて。これからまたRENAさんのところに通って必殺技を教えてもらいたい」と意欲満々。「私は今のプロレス界の顔なので、女子格闘技界の顔のRENAさんと刺激し合って一緒にお互いの業界を盛り上げていきたい」と目を輝かせた。

 元UFCファイターでもある朱里と戦い、RENAからのゲキも得たSareeeには新たな野望ができた。「今は目の前のIWGPしか見えてないけど、今日朱里と戦って一つも負けてないって思った。ここから練習を積んでいって、いつかもっと強くなった時、憧れの(アントニオ)猪木さんもやっていた異種格闘技戦もやってみたいなと思いました」。太陽神の今後から目が離せない。