メッツに加入したフアン・ソト外野手(26)の発言が大きな波紋を呼んでいる。

 ソトといえば昨オフのFA市場最大の目玉。ヤンキースからFAとなり、激しい争奪戦の末にメッツと「15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時)」で合意した。MLB史上最高額の契約は米球界に衝撃を与えたが、ソト本人が明かした〝裏話〟に再び驚きが広がった。

 7日(日本時間8日)に母国・ドミニカ共和国のポッドキャスト番組「Abriendo El Podcast」に出演した際に「実はメッツは最も高いオファーを提示した球団ではなかった。メッツよりも高額な提示をしたチームが1つだけあった」と告白したのだ。具体的な球団名こそ伏せたが、ソト自身がレッドソックス、ドジャース、ヤンキース、ブルージェイズ、メッツの5球団に絞っていたことを明確にした。

 ソトの超高額契約に対しては、締結直後から「高すぎる」など疑問視する声が相次ぎ、米メディアの間でも「危険な契約1位」に選ばれたほど。となれば、どの球団がメッツを超える「7億6500万ドル以上」のオファーをかけたのかに関心が集まるのは当然の流れだ。

「FANSIDED」は8日(日本時間9日)に「ヤンキースが7億6000万ドルだったことは分かっているので、謎のチームから除外できる。残るはボストン(レッドソックス)、ロサンゼルス(ドジャース)、トロント(ブルージェイズ)だ。この3球団のいずれかが、より高いオファーを出した球団と想定できる。ブルージェイズはトップスターを獲得し、ドジャースは通常はすべてのトップスターを獲得し、レッドソックスには資金的な余裕がある」と伝えた。

 ただ、ソトの発言への解釈はさまざまだ。「SNY」のアンディ・マルティノ記者は「最終的に彼がメッツを選んだのは(オーナーの)アレックス・コーエンが築き上げた家庭的な雰囲気のためでもあった」と分析。一方、欧米のスポーツを取り扱う「スポーツキーダ」は、ソトの言葉の信ぴょう性に疑念を持つファンたちの声を紹介した。そこでは「なぜ彼はここでウソをつく必要があるのか分からない」「彼は『本当にお金の問題じゃなかった』というストーリーを確立させようとしている」など、すっかり銭ゲバ&ウソつき呼ばわりされている。

 新たな歴史を刻んだ巨額契約だけに、ソトには今後も厳しい視線が注がれそうだ。